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分散投資ってなに?リスクを抑えて資産を安心して育てる方法

「投資ってなんだか怖い…」「損をしたらどうしよう?」そんな不安を感じていませんか?

将来に向けて資産を増やしたいと思いつつも、投資の世界はわからないことばかり。特に、これから投資を始める方にとっては、リスクとどう向き合えばいいのかが大きな壁になります。

でも、大丈夫。実は“リスクを減らしながら、コツコツ安心して資産を育てていく”方法があるんです。

そのカギとなるのが「分散投資」。

この記事では、金融知識がなくても、今日から少額で始められる「分散投資」の基本と実践法をやさしく解説します。

あなたと家族の未来を、少しずつ安心に変えていくための第一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

目次

リスクを減らすカギは「分散投資」にある

将来のためにお金を増やしたい。でも、「損をしたらどうしよう」という不安もつきものです。株だけ、暗号資産だけ…の集中投資では、運に左右されてしまいます。そんな不安をやわらげる方法の一つが、「分散投資」です。

たとえば、卵を一つのカゴに全部入れていたら、そのカゴを落とした瞬間に全部割れてしまいますよね。でも、いくつかのカゴに分けておけば、一部が割れても残りは無事。

投資もこれと同じ。お金を一つの投資先に集中させるのではなく、いろんな種類の資産に分けておくことで、どれかが下がっても、他でカバーできる可能性が高まるのです。

投資に慣れていない方ほど、少しの下落で不安になりがち。だからこそ、最初からリスクを分散させることで、心の安定にもつながるんです。

分散投資には3つの柱がある

① 資産の分散

好景気の時に上昇する資産と、不景気の時に強い資産は違います。

たとえば株式は、企業が成長することで値上がりしやすく、景気が良いときに強い傾向があります。一方、国債のような債券は、景気が悪くても価格が安定しやすい。

このように、動き方が異なる資産を組み合わせて持つことで、一方が下がっても他方が補ってくれる関係が生まれます。

これは同じ株式のなかでも業種によって好景気に上昇する業種と、不景気の時に強い業種があります。例えば、IT、インターネット、広告、ECなどは好景気時に成長が期待できる業種です。一方、不景気の時に強い業種は、ディフェンシブ銘柄とも言い、生活必需品や社会インフラ系の業種になります。景気の変動に業績があまり左右されない業種になります。

つまり、資産をミックスすることで、値動きのブレをやわらげながら、安定した運用が可能になるのです。

Yahoo! Finance、Investing.com、各ETF公式ファクトシート

上のグラフのように、毎年どの資産がトップパフォーマンスかは違います。
だからこそ、1つに賭けず、複数に分けておくのが堅実な選択となります。

② 地域の分散

「日本に集中していて大丈夫?」「アメリカが不調になったらどうしよう?」そんな不安、ありませんか?

世界経済は、国や地域によって調子の良し悪しが違います。アメリカが下がっても、ヨーロッパや新興国が上がる年もあります。

一つの国にだけ頼るのではなく、地域を分けて投資しておけば、特定の地域のリスクを避けられます。

また、新興国やフロンティア市場(発展途上の国々)は経済成長が著しく、高いリターンが期待できる反面、価格の変動が大きかったり、政治リスクがあったりする場合もあります。だからこそ、全体の中で適度に取り入れる「バランス感覚」が大切です。

ただし、「なんとなく世界中に投資」するのではなく、信頼性や経済規模にも注目するのがポイントです。

③ 時間の分散

「今が買い時?」「もう遅い?」そんなタイミングの悩みを持つ方は多いです。

でも、投資のプロでも未来の価格はわかりません。だからこそ、毎月一定額を積み立てる方法が有効です。

これなら価格が高いときには少し、安いときには多く買うことができ、結果的に平均的な価格で買い続けられます。これを「ドルコスト平均法」と呼びます。

時間を分けて投資することで、タイミングの失敗を避けやすくなります。

長い目で見れば、タイミングを読むストレスから解放され、続けやすくなるのも大きなメリットです。

投資の神様バフェットもすすめた分散投資

ウォーレン・バフェットが奥様に残した遺言をご存知ですか?

「資産の90%をアメリカの株価指数(S&P500)に、10%を短期国債に」

これは、シンプルで分散された投資こそが長期的に最も堅実だと信じていたからです。

要するに普通の人はこの投資方法が最も賢明な投資方法で、「投資の王道」だと言っているのです。

今日からできる!分散投資の第一歩

1本からでOK!おすすめの分散型ファンド

「分散投資って難しそう」「商品選びがわからない」

そんな方におすすめなのが、すでに世界中に分散された投資信託です。これ1本で資産・地域・時間の3つの分散が実現できます。

たとえば、以下のような投資信託があります

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim S&P500
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)

これらは「つみたてNISA」でも選べる人気のファンド。月1万円からでもスタート可能で、初心者にやさしい設計になっています。

【まとめ】リスクを恐れず、少しずつ「安心」を育てていこう

投資はギャンブルではありません。

リスクをできるだけ減らしながら、未来の安心を育てる手段です。

分散投資は、“守りながら増やす”投資。すぐに大きく増えるわけではありませんが、時間とともに資産はじわじわと育っていきます。

まずは月1万円からでも、自分のペースで始めてみませんか?

「なんとなく不安…」という気持ちが、「少しずつ安心」へと変わっていくはずです。

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